こんにちは!
プロバスケットボールコーチのみつあきです。

昨日の段階的ワークアウト#2
#1に続いて、かなり好評でした!

「確かにこれだけ分けられていればできるようになりそう!!」
「動画を見て真似してできるから進んでる感じがします!!」

そんなメッセージもいただき
僕としても嬉しい限りです^^!!

さて、今日は僕の悲しい過去を暴露します。

一番上にある
“残念な抜けない選手”
というのは実は過去の僕のことです。。。

そんな状況から何を考えて
どう脱出したのか?

これからお子さんが急成長していく為の
秘密をお伝えします。

同い年のライバルに
こんなことを言われて
ブチギレそうになったのは

高校1年生の夏。

まだ入学して数カ月でしたが
中学と高校のレベル差に正直堪えていた時期がありました。

みんな速すぎる。
動きにキレがあって

ドンドン相手を抜いていく。

そんな中で僕は

緩急をつけることもできず。
フェイクもワンパターン。右手ばっかり。
スピードも遅いから全然抜けない。

“残念な抜けない選手”でした。

そのころの僕は試合はおろか。
チームの練習での一対一ですら
DFを抜くことができませんした。

仲間からは
「磯ケ谷は遅いから余裕。」

(磯ケ谷というのは僕の苗字です。)

とバカにされるまではいかないですが
フザケ半分にいじられる始末。

監督からも
「お前は右しか使えないなら試合には出さない!!」
と言われたことさえありました。

遅い。
ワンパターン。

口で言われるのも辛かったですが
どうせ頭の中で思われている。
というのが僕は本当にしんどかったです。

「どうにかしなきゃ。」
「どうにか抜けるようにならなきゃ。」

そんな想いで
正直、高校生では考えられないほど
時間を費やして練習に励みました。

朝は6時から
誰よりも早く体育館に。

夜は誰よりも遅く体育館に残って練習。
(幸い私立高校の為こんなことができました。)

ひたすらにドリブルを
鍛えまくりました。

あの時は自主練だけでも
何時間もドリブルの練習をしてました。

でも、、、、

「遅!またワンパターン!」
猛練習を始めて3ヶ月。

未だに同じことを言われる。

「ドリブルは練習しているのに。」
「左手もドリブルはできるようになってきたのに。」

なんで抜けないのか。
なんでこんなに簡単に守られてしまうのか。

「正直、全然わからない。」

練習はしているのに追いつくどころか
ドンドン置いていかれる。

焦る気持ちが増す中で
朝練習をしている先輩たちをボーッと眺めていた時
ハッとしました。。。

眺めていた先輩は実は今
Bリーグでプレーしているプロ選手です。

その先輩の自主練を見て
ハッとしたのを今でも覚えています。

もちろん、基礎練習もしているのですが
基礎だけをやっているのではなく

実際に試合で使う形で
一人で練習する時にも練習をしていたんです。

例えばフロントチェンジという簡単な技を1つとっても

ただフロントチェンジをする練習。
低く強くつく練習ももちろんやるのですが

それよりも実際に足のステップを踏みながら
DFがいることを想定。

緩急、スピードも試合さながら。
「実際に今すぐ試合が始まっても抜けるな。」

そう思えるような実戦的な技を一人で淡々と練習していました。

それからというもの
その先輩の自主練を徹底的に
分析し始めました。

・どんな技を使っているのか。
・どんなドリブルをしていてステップはどう踏んでいるのか。

「そんなに見んなよ。笑」
と数十回は言われたんじゃないかと思います。

それでも分析をし続け、
とにかく技を盗むことだけを
考えていました。

分析をしながら実際に
先輩がやっている技を練習。

実際に試合で使える形
になっているのか?を考えながら
繰り返し繰り返し反復練習。

技の中に緩急もスピードも
要素として入っているので
技をコピーしている間に少しずつ
緩急をつけたり、スピードを出すこともできるようになっていきました。

分析を始め、盗んだ技の練習を始め、
1ヶ月後には少しずつ成果が出始めます。

まず最初に成果が出てきたのは
練習中の一対一です。

今までは基本的に全て守られてしまい。
シュートに行くことさえできないような状況でした。

それが、実戦で使える技をベースに
練習をし始めてから

抜ける回数がドンドンと増えていったんです!

「なんで磯ケ谷に抜かれんの!?」
りり
結構何回も言われて嬉しい反面。
まだまだ悔しい気持ちがありました。

それまでは公式戦なんかはもちろん。
練習試合に出たことすらありませんでしたが

練習中の一対一を見てなのか、
練習試合の第2クォーター開始のタイミングで

監督から
「磯ケ谷!!いけ!」
と言われ試合に出ることに。
(この時かなりビックリしました。)

ボールをもらった瞬間
練習でやった通りの技を繰り出し相手を抜いて
レイアップ!!

そんなプレー3回と
ファールをもらったフリースロー2回

1クォーターで合計8得点できたんです!!

これは僕の選手人生の中でかなり大きなことで、
嬉しくてその日はずっとニヤニヤしていたのを覚えています。

2年後 自分達の代で

それからも実戦で使えるのか?
を考えて練習することを継続。

2年後にはバスケ強豪校で
スタメンに抜擢。

最終的には選手として
バスケを楽しみ、成績としても関東ベスト8

考えることの大切さ。
環境の大切さ。
等々

様々なことをバスケから学ぶことができました!!!

高校3年生まで、怪我をしがちで
最終的には部活動引退後、走ることもままならない状況に。

大学へ進学後は自分でもできること、
自分にしかできないことはなんだ?

と考えた末に
バスケットボールの指導者としての人生をスタート。

中学の部活、ミニバスのコーチなど
沢山のカテゴリの選手に教えてきました。

そこからはみなさん知っての通り
YouTubeでのバスケ指導を始め、
大学卒業後はプロコーチとして独立。

その後は数千名のミニバス選手への指導。
全国でのクリニック開催。本の出版など。

指導者になってからも
日々、学び、レベルアップし続けています。

今に至るまでの自己紹介はこちらに載せておきますね!!

株式会社B the B代表取締役。
プロバスケットボールコーチ。
日本で唯一のSPALDING JAPAN公認スキルコーチ。

埼玉・昌平高校で関東大会、全国大会を経験。

大学進学後、ケガに悩まされ選手を引退、コーチ活動を開始。

中学まで指導者に恵まれず苦しんだ経験から、ひとりでも多く昔の自分と同じ状況にある選手たちへ情報を届けるべく2014年にYouTubeでバスケ指導動画『mituaki TV』の配信を開始。
バスケ指導ジャンルでは日本一の登録者数10万人超の人気チャンネルに成長。2019年に株式会社B the Bを設立。

2020年には「バスケットボールの新しい教科書」(KADOKAWA)
バスケ指導本としては日本最年少で出版。

2021年現在も全国各地でクリニック、スクール、合宿を開催。
オンラインレッスンや、動画教材プログラムも手がける。

かなり長くなってしまいましたが

実際に僕が経験した苦い過去。
そしてそれをどう打破してきたのか?

をお伝えしてきました。

ただ、僕の場合には運よく
プロになるような選手が周りにいて
練習を真似ればいい環境があった。

というだけです。

今、そんな環境がある選手は
すごく少ないと思います。

だからこそ、今回の企画を立ち上げました。

今時点で環境がない選手でも
動画を見て学び、実戦技。(本プログラムではリアルドライブスキルと呼んでいます。)
を手に入れることができる。

それが今回の企画です。
僕と一緒に頑張って行きましょう!

今日は・・・

昨日までの段階的ワークアウト#1、#2
では身体の動かし方、ドリブルを別々に
習得できるメニューをご紹介しました。

今日の段階的ワークアウト#3では
ステップとドリブルを融合させる
メニューをまとめました。

やはり、相手を抜くための
リアルドライブスキルを使うためには
「ステップ」と「ドリブル」の融合が必ず必要になってきます。

昨日までに紹介した練習は
今日も継続してやりつつ、

#3の自主トレーニングも今すぐ受け取って
動画を見て必ずすぐに取り組んでください!

成長速度を速める
OUTPUT!

本日も下にOUTPUTのための
ワークをご用意しました。

動画を見て練習だけする人。
OUTPUTまでしっかりする人。

この2人の成長速度は全然違います。

勉強で言う復習と同じことです^^
しっかり答えてくださいね!