1回戦負けの弱小バスケクラブがたった4ヶ月県大会に出れた指導法とは!?

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僕は今現在、
メンタルコーチとして

小学生からプロまで様々な選手を
指導していますが、

その中で
ミニバスや中学高校の
指導者にも僕がやっている
高IQ指導法を伝授しています。

・試合中ミスしたらふてくされて
感情をむき出しにして
やらなくなる選手

・優しい性格で自信がなく
本番に弱い選手

・見ていなかったら
とことん練習をサボろうとする選手

を怒鳴ることなく、

選手自ら進んで
バスケをやりたい!

と思わせることにプラスして
選手と監督の良好関係も
うまく築いて行く。

ということが
実際にできるようになりました。

今回は前回予告した

間違った指導法が充満する
日本の中で
どうやったら
やらせる指導ではなく

学ばせる指導をしていくことが
できるか

分かりやすいように

実例とともに話していきます。

体罰バスケ指導

僕は、
中学バスケで
監督による体罰などの
厳しい指導を受けていました。

ミスしたら
顔をビンタされたり、

太ももを蹴られて
肉離れしたことが
あります。

監督は、日本体育大学卒で
厳しい指導環境の中で
バスケをしてきて
体罰をする熱血指導が
当たり前となっていたのです。

ミスに対する
とんでもない恐怖から、

試合中はバスケを
楽しむと言うより、


先生が求める正解は
なんだろう?

と考えながらプレーしていました。

ミスしたら悔しいふりをしたり
声を出して頑張るふりをしたり

先生に
怒られないように
するために

バスケを頑張っていました。

中学バスケ引退後、
受験生になった僕は

操り人形のように
バスケをやっていたことが
悔しくて…

もっと全力で
バスケのできる環境を求め

県大会に何十年も
連続で出場してる

県内で有数の
強豪校に入学しました。

高校バスケの世界へ

入学決まった僕は、
高校バスケが待ち切れず
入学前の春休みの期間から
部活に参加していました。

そこの高校の監督は、

辛かったら下向くな!
前見て笑え!

と本当に前向きな先生で
生徒にも好かれていて
人望がある先生でした。

ここなら本当に
伸び伸びバスケができる!
と高校3年間が楽しみで
仕方なかったです。

しかし、
事件は起こりました。

本当についていきたいと
思っていた監督が、

僕が入学すると
同時に監督が
離任しました。

そして新しく就任した先生は、
またも日本体育大学卒でした。

中学と同じように
ミスをしたら
部活やめろと怒鳴ったり、

パイプ椅子や作戦板を
投げつけたりすることが
日常茶飯事でした。

その時もまだ僕は、
自分の意思を持たない
監督の顔色を伺う
空っぽの選手のままでした。

ひたすら毎日試合に出たいと思い
練習を励んでいき
迎えた公式戦

一年生は3人がスタメンでした。

その時僕は、
同じ一年生の活躍を

ただ見ていることしか
できなかったが…


突然、僕の名前は呼ばれました。

監督の

「せいごう、試合出ろ」

そう言われ
ワクワクする期待と
本当にできるのかなという


不安が入り混じった
感情の中

遂に立つことができた高校バスケの
公式戦の舞台。

不安は的中しました。

最初のオフェンスで
ドリブルを着こうと思ったら
足にボールがあたり
転がっていきました。

さらに次のプレーで、
なんの変哲も無いパスを
キャッチミスして
監督の逆鱗に触れました。

お前のハートは
ガラスのハートか!

 

監督のその声が会場中に
響き渡り、

会場中が
笑い声に包まれました。

ベンチも見れないし、
四方八方から視線を感じて

矢に刺されているようで
早く逃げ出したかった。

すぐにベンチに戻された僕は、
なんでこんなに
メンタルが弱いのかと

誰もいないトイレで
泣きじゃくりました。

その日を境に僕は、

心の病に...

心の病の

イップスになりました。

後日の練習で、

試合形式のゲームで、
必ず、ミートしてから
ドライブをしようとすると
ボールに手がつきません。

そのほかにも、

・パスが取れない、
・目の前の相手が見えない。
・コートの線の外に出ていることに
気づかない。
・リングがどこにあるのかよく見えない。

という現象が起こり、

挙げ句の果てに
シュートの打ち方すらも
忘れました。

毎日毎日が地獄で
試合に出たらコートを往復して
をする帰ってくるだけの選手でした。

時は経ち、

何もバスケは成長せず、
上手くなるのは、
頑張っているふりをする演技力だけで

二年生の夏休み入りました。

夏休み初日。

練習試合の相手は、
関東大会ベスト8の強豪校

また地獄が始まるのか…

そう思っていた僕は、

まだ今日が


生まれ変わる日に
なるなんて

知る由もなかったです。

体育館に着いて
アップをしようと思い
いつも通り
フットワークを
していたら、

隣のチームは、
全員寝そべっていて

音楽を聴きながら
瞑想をしていました

何してんのこの人たち…

と思いつつも
横目でずっと見ていたら

立ち上がってボールを触らず、
イメージトレーニングを
繰り返しおこなっていました。

ボールを触ったのは、
試合が始まる5分前。

そんなもんでいいの!?

と思っていたのも束の間

試合が始まると
相手チームからの
とてつもない
強気のオーラに
圧倒され

ダブルスコア以上で
試合に負けました。

負けた衝撃より、あの試合前のやっていたことは何かということが
気になりすぎて、

相手チームに聴きに行ったところ、

相手チームから出た言葉は、

僕たちがやっていたのは、
メンタルトレーニングです。

と言われ、

メンタルを鍛える
トレーニングが
正式にあるの!?!?

とびっくりしました。

今まで、体罰や罵声を浴びせられる環境の中でやってきた僕は、

辛いことを耐えし飲むことや
自分に妥協しないことが
メンタルを鍛えることだと
思っていました。

よくよく聞くと、
東海大学の高妻教授が
メンタルトレーニングの研究会を
やっていて、
そこで学んでいたという。

そんなこと知ったら

行くしかないでしょ!

そう思い

顧問と一緒に
メンタルトレーニングを学びに
いったら今まで常識だと思っていたことをひっくり返され、

何気なくやっていたことが
メンタルを弱くする原因だと
知りました。

そこで学んだ
メンタルトレーニングを
部活の練習のローテーションに
組み込んでやってみたところ、

試合中に相手が
見えなくなることや、

シュートの打ち方を
忘れてしまうことが
徐々になくなっていき

思い通りのプレーが
できるように
なりました。

夏休みが終わり、
見違える様に人が変わった僕は、

監督に呼ばれてました。

せいごう、これから
4番を背負って、

チームの
キャプテンとして

みんなを
引っ張ってくれ。

そう言われた僕は
驚きが隠せませんでした。

あの時ガラスのハートと呼ばれ、
イップスになりシュートすらも
打てなくなっていた僕が

60人を超える部活の
キャプテンを務めるなんて
信じられませんでした。

そして先生は続けて、

自分の指導に対しても
改善しようと思える
きっかけになった。

これからはやり方も変えて行くし、
怒鳴り散らかしてやらせれば
いいってもんじゃないのも
わかった。

そういってくれたことで

今までの
しかかっていた

プレッシャーが
全て降りました。

キャプテンになり、
最後の大会で県ベスト8という
目標を掲げて必死に練習をして

迎えた引退試合


県大会予選で当たった
1回戦の相手は
運が悪く、


国体4番のエースなど
有名選手がたくさんいる

強豪校でした。

惜しくも8点差で負け、
1回戦で敗退しました。

県大会にすら進めず、
目標に全然届きませんでしたが


それ以上に自分がこの3年間で
大きく変わることができたことが

悔しさ以上の
嬉しさでした。

スポーツを支えたい

高校バスケ引退と同時に
考えたことは、
バスケットボールを
支える側に立ちたい!

もっと
メンタルトレーニングを
全国に広めたい!


そう思いスポーツトレーナーの
学校を受験しました。

必死に勉強して進んだ学校では、
特待生として
入学することができました。

そして
地元ミニバスの学生コーチとして

指導者になりました。

そこのチームの監督は、
バスケの戦術やスキルの知識が
とても豊富で、

何の質問をしても
バスケの知識が
そこを尽きることがないという
印象でした。

練習でも基礎基本の練習から、
試合形式の練習をきっちりこなし
いい雰囲気のチームなのだなと
思いました。

そう思うのもつかの間

衝撃的な光景を
目の当たりに
したんです。

指導者になった最初の公式戦、
僕は試合を見にいきました。

罵声が飛び交う体育館

ミニバスの一番偉い監督は、
選手にやらせるために

シュート外したら
2度と試合出さねえぞ!

と怒鳴り散らかしていました。

それを言われた選手たちは、
誰一人シュートを
打とうとしません。

普段の練習でスキルもあり、
身体能力の高い選手でも

ただのドリブルさえ

怯えながら
プレーをしていた。

挙げ句の果てに、
試合で失敗した選手には、

バスケ向いてないから
やめろよみんな
迷惑してるぞ?

とまさかの言葉を向けていました。

僕は衝撃的すぎて
ア然としたまま見ることしか
できませんでした。

よく考えてみると、
練習中に雰囲気がよかったのは

みんなわからないふりをすると

怒鳴られるからなのだなと
思いました。

何もわからない小学生が、
大の大人に向かって

「わかりません。
もっとうまく伝えてください。」

なんて言えるわけないですよね。

本人たちは怒られたくないけど、
試合には出たいから
「はい!」と言い

監督の言うことが
わからなくても
わかっているフリをする

だけなのがわかりました…。

そこで初めて、

自分の無力さを痛感した僕は、
何ができるかを考えたところ、

落ち込む選手たちを励ますこと
くらいでした。

そのチームは
六年生の3人が中心に攻めて、

五年生の2人が
ベストメンバーとして
一緒に出ていました。

オフェンスの30秒のうち、
五年生は1度も
ボールを触りません。

本当、たまに
リバウンドを取った時のみ
ボールを触りますが、

その時は地獄です。

子供達は、6分 X 4ピリオドの
24分のうちたった3秒

ボールを触ってシュートを外して、
監督に怒られるんじゃないかと
ヒヤヒヤします。

実際に試合中にボールを取って
シュートも打てず
相手にとられた5年生の男の子は、

何やってんだよ!
お前のせいで負けるぞ!

そう言われた子供は怯えて
コート上を走ることで
精一杯でした。

その姿はまるで自分が
イップスになった時を

見ているようでした。

あの時の自分に
なんて言う?

心の中で考えました。

イップスの自分が
なんで立ち直れたか。

あの時、
大きく自分が変われた考え方を
そのまま伝えました。

それで僕は

他人と比べるな、
過去の自分と比べろ。

と言いました。

続けて、

他人と比べて
自分は上手?下手?を考えると
キリがないよ。

幼稚園生と自分を比べたら
そりゃうまいし、

プロと自分を比べたら
そりゃ下手だと思うようにね!

一番大事なのは、
他人と比較した
自分ではなく、

過去の自分より1歩でも
前に進んだかどうかなんだ。

それが監督から下手くそ!だと
言われても気にしなくていいよ。

できたかできなかったではなく、

少しでもパスを取ろうとした、
パスが取れた、顔を上げられた。
自分だけがわかることが
コート上には起きてる。

監督はそれが
見えていないだけだよ。

できないのは当たり前。

できなかったことが
できるようになったら
上手くなった。

それだけでいい。

現に、先週は試合中に
リバウンドすら取れなかったのに、
リバウンドが取れたんだ!

できるようになった自分を
褒めようじゃないか!

と言ったところ、
その子は次の試合から
自信満々にプレーをしていました。

コートを往復しか
できなかった子が、


絶対取れない
リバウンドを取ろうと思い
飛びついて見たり、

守れそうにない
ミスマッチでも守ろうとしたり

明らかに行動が
変わりました。

強気でやれ!
やる気出せ!

と怒鳴っても選手はできない
ということを改めて実感しました。

さらに、
その子は、
どんどんリバウンドが取れ

シュートを決める場面が
いくつも現れました。

ゴール下を制覇するくらい
自分に自信を持った
5年生の子のおかげで

なんと、
市大会を優勝することができ、



弱小バスケクラブが
初の県大会に
出場することができました。

僕はそこで、
選手の心理状態を理解した上で

言葉を選び指導しないと

どんなに良い
知識や技術を伝えても
選手は上達しないんだ


と学びました。

メンタルコーチの
徳善 誠豪として
活動開始

それ以来、
僕は学校で学べるものは
学び尽くそう!と思い

学校では成績1位を取りました。

そして、東海大学の研究会などで
スポーツ心理学をもっと深く学び、

メンタルコーチとして
活動を始めました。

コーチとして活動していく中で
様々なメンタルコーチと
関わる機会が増え、

指導した人の人数は


子どもから大人合わせて

総勢900人を超えました。

その中でも、
保護者会では、
子どもがもっと成長する
関わり方や
声の掛け方。

指導者講習会では、
選手が自ら考えて
成長する環境の作り方を

中心に指導してきました。

今回の大人の1031プロジェクトは

今までの指導してきたことのなかで
重要な点を整理し、
STEP形式にまとめたものが

高IQ指導5STEPに
なります。

高IQ指導7STEPの考案

実際に、

活動していく中で、
指導法がわからず選手との
良好関係が崩れていく
指導者に

7ステップに
まとめたものを

考案したところ….

高IQ指導7STEP確信

この方と同じように、
伝えているのに
伝わっていなかったのに、

伝えること以上に選手自身が
学んでいけるようになったことから

高IQ指導7STEPは
僕の確信に変わりました。

自分の人生を
懸ける決意


この指導法を伝える理由としては、

僕は、

心で苦しんで後悔したまま
バスケから離れる人を
1人でも減らすこと。

そのため、日本全国に

根性論・精神論ではない
心の鍛え方である
メンタルトレーニングが
広まること。

そして

最大の目標は、
なりたい職業ランキング1位
『メンタルコーチ』

にすることです。

今まで選手の心を
直接整えてきましたが、

選手の心を整えられる人を
もっと増やさない限り、

間違った指導法は
ずっと日本に漂い続けます。

一人でも多くの選手を
救いたいと思い

バスケを支える
指導者や保護者の方々に

高IQ指導法を解禁しようと
決意しました、

僕と関わることで

今まで起こるはずの
なかったことが起きる。

人生にドラマを
起こすことを
やりがいに
活動しています。

もしあなたが
現在バスケ選手を支えていて

少しでも良い状態に
してあげたいなら


僕の経験は
必ずあなたにとって
価値のあるものに
なるはずです。

人間は成長するためには、
やらされることではなく
自らやる心理状態になることを
忘れないでください。

あなたの指導力を
7STEPで
最速向上させます

次回は、あなたが
高IQ指導7STEPをしていく上で

意識するポイントを
話していきます。

楽しみにしていてください!

高IQ指導ワーク

この記事の感想

(回答例) 選手が自らやろうと思うのはこんなにシンプルで単純なことだなんて思いもしませんでした。こんなに簡単なら僕でも出来ると思いました。

下のコメント欄から
ドシドシ

ワークを提出してください!

考えて綺麗な答えを書くのではなく、
生々しく、ドロドロとして、
言いづらくても
生身の本音をさらけ出すことが
本当に大切です。

あなたの潜在意識に働きかけて
変化を促していくためには、
何よりも嘘偽りのない言葉が
大切だからです。

 

ですから、パッと思いついたことを
そのまま書くようにしてください。

あなたが嘘をついたり、
本当の思いを書かなかったら
このワークの意味すらなくなります。

ですので、必ず本心を書いてください
本心を出すことで、
自分でも気づかなかった

自分の本当の想いが
形になってくるんです。

薄っぺらい志望動機なんかではなく、
言葉を選ばずに
書いていってください。

言葉を選んだ瞬間に
このワークの価値がなくなるので
真剣に書いていってくださいね!

今日も最後まで読み進めてくれて
本当にありがとうございました!

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