第1章
エースを狂わすディフェンス理論
試合で活躍するためのディフェンス理論ー選手はオフェンスばかりに目がいきがちですが、試合の半分はディフェンスです。しかもボールを持ってオフェンスしている時間は単純計算で5分の1。みんなが遠ざけるディフェンスを鍛えれば、監督は喜んであなたを試合に起用するでしょう!
チームを勝利に導くディフェンス思考とは!?ーディフェンスでもっとも大事にすべき考え方があります。あなたがチームを勝利に導くために「勝つために重要なことは何か」をまず頭に入れなければいけません。それはボールを奪うことではありません。
相手チームの得点を停滞させる非道徳ディフェンスー相手の得点を抑え、あなたのチームが得点すれば勝つことができます。相手チームの得点を減らすには得点チャンス、つまりシュート回数自体を減らすことが大事です。シュートチャンスを減らす、ディフェンス方法をマスターしてください。
相手チームの攻撃回数減らすロースコアディフェンスの秘密ー相手の攻撃回数を減らすことができれば、得点する機会が減るので勝てる確率は上がります。監督は攻撃回数を減らせる選手を求めています。あなたがその座についてください!
シュート成功率を下げるストレスをかけてくださいー相手に「攻めづらい…」とストレスを感じさせることができれば、次第に集中力が低下していき、どんどんシュートがブレて入らなくなっていきます。エースをどんどん失速させていく悪質プレッシャーの掛け方を伝授します。
エースが苦しむキラーディフェンスの方法ー得点力の高いエースのワンマンチームならラッキーです。その選手さえ押さえてしまえば、攻め手をなくして得点することができません。そんなチームとの試合になったら監督はディフェンスが得意なあなたをスタメンに起用することは間違いなしです!!
ディフェンスで4点プレーをするには!?ーあなたにはボールスティールの方法をマスターしてもらいます。スティールには4点分の価値があります。相手の得点のチャンスが消え−2点が消滅します。さらにスティールからはアウトナンバーの速攻で高確率で+2点をゲットです。スティールで+4点分の働きをしてください!
格上チームを倒すための下克上ディフェンスー自分のチームよりも高い実績のあるチームに勝つ方法があります。それがディフェンスです。格上チームに下克上をするチームが稀にありますが共通してディフェンスで相手の得点を押さえています。格上チームの立ち向かうためのディフェンス方法とは!?
電光石火を抑えるスピードキラーディフェンスとは!?ーディフェンスで厄介なのが、スピードの速い選手です。しかし、スピードの速い選手にはある弱点があります。あなたはその弱点を突いて、スピードスターを押さえつけてください!
シューターを狂わす悪魔のディフェンスーシューターは波に乗らせると怖いです。いいシューターなら一本、二本は決められても構いません。一試合を通して徐々にシュートを狂わせ得点を押さえていく、隠れシューターキラーになる方法を密かにご紹介します。
第2章
相手の動きに瞬時に反応するディフェンスフォーム
抜かれないためのフラットの法則とは!?ー相手に抜かれないためには、足の置き方が最重要です。どんな時でも意識してほしいフラットの法則とは!?
素早くコースに入るための重心安定法ー相手のドライブの一歩目を潰しチャージングを取るためには、瞬時に動き出す準備が必要です。体の重心を安定させることで人の体はスムーズに動き出すことが可能です。(ヒント:足の幅)
騙されないで!腰を低くして守れは大嘘!?ー「腰を低くしてステイローで構えろ!」というのが今までディフェンス理論の鉄板でした。確かに踏ん張りの効く姿勢ではありますが、素早い選手に対応できる身軽さは失われてしまいます。いますぐ、最新ディフェンスフォームを学んでください。
人体の構造から最適なディフェンスフォームを発見!ー人の体の作りから、最適なディフェンスフォームを発見しました。素早く動き出すためには、お尻の筋肉と太ももの裏側のハムストリングという巨大な筋肉をうまく使えるフォームが重要です。
絶対にやってはいけない!バッドスタンスとは!?ー足がべったりとフロアに張り付き動けなくなってしまう、ディフェンスフォームがあります。あなたも一歩も動けずに抜かれてしまった経験はありませんか?そんな時はバッドスタンスになっています。今すぐ対策をしていきましょう!
素早いステップは上半身から生まれる!?ー相手のコースに一瞬で入り込む瞬間移動ディフェンスを可能にするのは、上半身の使い方です。いきなりコースに入られたオフェンスは慌ててボールをファンブルしてしまうことも多くあります。速攻で確実に2点を奪い取りましょう!
相手が嫌がるストレスディフェンスの方法ーその場でボールを奪うことはそれほど重要ではありません。大事なのは、相手にストレスを与え、ミスを誘発することです。そのためには、相手の嫌がることをしましょう。嫌われるディフェンス方法をご紹介します!
パスとシュートを同時に防ぐ方法とは!?ーパスとシュートを同時に防ぐ方法があります。残された選択肢はドライブだけです。選択肢が1つに絞られたらあとはタイミングを合わせるだけです。「待ってました!」と相手の一歩面を簡単に潰すことができます!
ディフェンスの時はここを見てください!ー相手の動きに瞬時に対応するためには、相手の動きを的確に捉えて置かなくてはいけません。そこで大事なってくるのが目線です。相手の体のある部分を見るだけでオフェンスの次の動きに対応することが可能です。
第3章
打ちにくく抜きにくい最悪の間合いマスター
間合いを決める3つのポイントとは!?ー相手の特性によって間合いをコントロール出来るようになると、どんな選手でも止められるスーパーディフェンダーになることができます。間合いの選び方はたった3パターンなので覚えて使ってください!
相手によって変わる4つの間合いー間合いの取り方は4つあります。4つの特性を理解し、相手の特性や試合の状況に応じて使い分ける方法をあなたにお伝えしようと思います!
相手に無理やりシュートを打たせる方法ーディフェンスの基本的な考え方は「得点確率の低い選択肢を取らせること」です。気持ちよくリズムよく打ったシュートはよく入ります。相手のリズムやテンポをずらしたシュートの成功率はガタ落ちします。相手に無理なシュートを打たせるディフェンステクニックを特別伝授!
抜きづらい…!と思わせる心理ディフェンステクニックー相手にストレスをかけましょう。次第に相手はイライラして集中力が切れ、ミスを連発し始めます。エースを心理的に狂わすディフェンステクニックを秘密裏にご紹介しますね。
スティールを狙っていいタイミングとは!?ーむやみにスティールを狙いに行くと、逆に相手に抜かれてしまいます。スティールを狙っていいタイミングが存在します。見極められられれば、速攻で、どフリーレイアップで簡単に得点することが可能です!
スピードタイプに有効な間合いースピードのある選手が嫌がる間合いがあります。今ままであなたを苦しめてきたスピードタイプの選手を止める方法をご紹介します!
シュータータイプに有効な間合いー相手がシューターだった時、あなたはどんな間合いで守りますか?まずはシュートを打たれない間合いを確保したいですよね?相手がシュートが打てない間合い、そしてその間合いを保ってディフェンスする方法を学んでください!
シュートもドライブも抑える間合い!?ーまさか、シュートもドライブも同時に潰せる間合いなんて…、あるんです!!ただしこのディフェンスにはリスクも伴うので、しっかりと方法を学ぶ前は実践しないでください。
相手が一番嫌がる間合いの取り方ーオフェンスがストレスを感じる、最悪の間合いがあります。相手は「ボールが取られるんじゃないか」という恐怖と戦いながらオフェンスをすることになるので、集中力が分散しミスする確率が激増します。
第4章
経験値無関係のディフェンス予測力強化
先読みするための裏表予測とは!?ー後追いになった時点でディフェンスは圧倒的に不利になります。オフェンスの動きを先回りすることで攻撃を止めることができます。先回りするための裏表予測について説明していきます。
フェイクにかからない方法ー相手のフェイクにかからないためには、目線をコントロールする必要があります。相手の顔の動きやボールの動きを見てしまうと、どうしてもフェイクにっかかりがちです。
シュートフェイクかどうか見極める方法とは!?ー相手がシュートモーションからフェイクなのか、本当に打つのかを完全に見極め方法があります。体のある部位を見るだけでシュートを打つかどうかがわかります。
こちらから仕掛けるアクションディフェンスの秘密ーディフェンスは後追いになったら負け…。ということは、こちらからアクションを起こし、オフェンスの選択肢を決めるアクションオフェンスという奥義を特別に伝授したいと思います!
突き出しの一歩目を止めるためのディレクションディフェンスー左右どちらに抜いてくるかわからない状態だと、フェイクにもかかりやすく、守りにくいです。だったら、抜かせる方向を絞ればいいんです!左右を絞ったらあとはタイミングを合わせる練習をしていけば、ドライブの突き出しの一歩目を潰すことができ、チャージングを取ることができます!
相手を誘導するダブルステップとは!?ーオフェンスを「仕掛けられる」から「仕掛けさせる」ディフェンスを身につけましょう。こちらが予測できる動きを誘導し、どんどん得点確率の低い選択肢を取らせるダブルステップディフェンスをご紹介します!
チャンスの時はこれでスティールを狙ってください。ー確実に相手のボールを奪い取る「ポインティング」という技があります。オフェンスがドリブル中のボールを確実に奪い取るスティールテクニックをあなたは知っていますか?覚えて速攻で+2点のチャンスをものにしてください。
予測しないディフェンス術ーディフェンスの上手さは、いかに予測ができるかというよりも、いかに選択肢を絞り予測しなくて済むかです。あなたにはオフェンスの選択肢を絞り予測不要ディフェンスの方法をお伝えしていきます。
予測の材料を全て受け取ってください。ーオフェンスの動きを先読みするには、知識を入れておくだけで十分です。もしあなたがシュートチェックに出たら、相手は抜きにかかってきます。こちらもシュートチェックのフリをしてドライブの一歩目を潰しにかかりましょう!ディフェンスの「仕掛け」にオフェンスがどう反応するかのパターンを一挙大公開!
第5章
ディフェンスマスター実践練習
オフェンスの一歩目を抑える実践練習ーボールプレッシャーとシュートチェックを同時に行えるフォームから、ドライブの一歩目に合わせて、素早く足を動かすためのステップ練習をご紹介します!
サイドステップの一歩の幅を倍増させるDFFドリルーサイドステップでどれだけ大きく一歩を踏み出せるかは、ディフェンスの能力に大きく関わってきます。体の使い方を覚えるだけで、歩幅の2倍のサイドステップで移動することがきます。
オフェンスの攻めパターンを体に染み込ませるディフェンスドリルーシュートチェックでドライブを誘い、その一歩目を潰す。ドリブルチェンジをしてきたとしてもチェンジを潰す。ステップバックで逃げてもさらに間合いを詰める。このしつこく追い回すサイクルを体に身につけてください。
確実に相手のボールをスティールするポインティングドリルー相手のドリブルに合わせて手を這わせることができれば、高確率でボールをスティールすることが可能です!タイミングを合わせる練習法を試してみてください。試合中、スティールのチャンスがわかるようになってきます。
常に相手のコースに入る嫌がらせドリルー常にディフェンスがコースの正面に立ってきたらどうですか?かなりストレスですよね。的確にコースを捉えていく練習を積めば、相手はストレスでどんどん調子が悪くなっていきます。
予測力を鍛えるミラードリルとは!?ー予測力も鍛えることができます。このドリルで体の上手な使い方や、視線の置き方など、トップディフェンダーに必要な要素が身についていきます。